KP-1脳内検討

発端

KC-767届かない、むっちゃ高い、なんかデカイ。
もう何かいやだから国産機使ってブーム方式の給油機でっち上げたらう。
でもC-Xじゃブーム方式の給油機はムリポ*1
ということでP-1使って空中給油機作ってみよう。

目標

とりあえず同クラスのエンジン4基積んでたKC-135Aあたりを目指してみる。
参考までにスペック

項目 P-1 KC-135A
全長 38m 41.5m
全幅 35.4m 39.8m
全高 12.1m 11.6m
重量 基本79.7t 最大134.7t
推力 6t*4 6.23t*4

改造開始

とりあえず要らないものを取り払ってみる。
対象は4枚のAESAとソノブイランチャーとMADブームと上部フロアの機材一式。
あとFLIRとESMとMWSとCMDとAIFFも無くて良いし、哨戒機材降ろしたから冷却機系統も外せる。
そんでもって機首にC-Xのでも良いから気象レーダー詰め込んで側面のマウント部と爆弾倉を塞ぎ簡略化・軽量化。
土台が出来たところで次なる段階、胴体延長。
とりあえず爆弾倉前方とコクピットブロック背面の辺りでぶった切って4mくらい延長。
ついでに463Lが入るサイズの貨物扉を延長したところに開ける。
あとはソノブイランチャーの後ろ辺りでぶった切って2mくらい延長。
そして延長部位の後ろ辺りからブームを伸ばして後部レドームの前辺りから固定。
これで出来上がり     か?

主翼が足りなーい

同じ推力でありながら重量で40tもの差が付いてるのは翼面積の違い。
エンジン推力が同じなら翼面積が大きい方が重量も大きく出来る。
といってそう簡単に主翼を拡大できるなら苦労しない。
低翼機の主翼は主脚収納部位も考慮しなければならないのでAn-225方式は却下。
外側への延長はただでさえ細い翼端が更に細長くなるし強度にも影響するのでこれも却下。
C-Xのウィングボックスを流用しようとすると中央翼周りの胴体までガラッと変わるのでやっぱり却下。
あれ、主翼拡大のし様がないぞ?
とりあえず中央翼周りの再設計が許容できるならC-Xのウィングボックス流用が最適であらうかと。
中央翼の厚みが増すだろうからフェアリングの再設計は必須だろうし当然胴体も中央翼の長さに合わせて延長。
フラップも前縁の一部と後縁外側は新規だろうしエルロンとスポイラーも変わりかねん。
それでもウィングボックス自体が大型化することのメリットはかなーり大きい。
何しろ141tまで余裕で浮かべられる主翼だし、燃料搭載量もゴッソリ増える。
忘れてたが主脚は重量増えるんだから前後とも作り直し、ボギーの構成は変えないが。

こんだけやって意味はあったか

胴体断面積はどうしようもない、っていうかどうにかするくらいならエンジン残して一から設計し直した方が早い。
胴体延長にも限度がある、ということで重量キャパシティは兎も角として肝心の燃料搭載量が届くかどうか。
燃料搭載部位の容積を詳細に検討出来ないので結論は出せないが、この魔改造でKC-135Aレベルに達したかどうかは自信無し。
つーか幾らになんだろこれ。
とりあえずSIGINT機とかに使うなら胴体延長まででも十分そうだ。

更なるボツネタ

F7-10を4基使って軍用貨物輸送機を作ってみよう、というネタ。
まぁYC-15を少し小さくしたらそこで終わってしまうのだが。