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 o  ハ,_,ハ  イベントで出てきた艦も改造してひと段落付いたので厚木で撮ってきたP-1の考察モサリ
  。,:' ´∀`'; E5突破明けの強行軍で写真のクオリティが残念なことになってるけど気にしないモサリ
  :: っ ,っ 
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厚木基地祭纏め

  • ウェポンステーションW1&W8のパイロン取付け部注意書き健在なり

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昨年度の厚木基地祭で聞いたところによれば、主翼外舷のウェポンステーションはORの結果使う必要が無いという事になったそうである。
傍証としてウェポンパイロンを装着した飛行試験の目撃例が無いのに加え、胴体爆弾倉にASM-1C及びAGM-84Dを推定2発搭載可能であることからも翼ステーションは6基で十分という話に信憑性を持たせている。
爆弾倉のASM用パイロンについては以前の日記にある通り。

  • CMDマウント部は機首降着装置両脇と後胴AIFFアンテナ後方のキャビン排気口両脇

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どちらも見辛い位置な上にカバーされた状態では全く目立たないが、注意書きのお蔭で近寄れば存在を確認できる、といった風情だ。
なお前二つはフレアのみ、後ろ二つはチャフのみとそれぞれ指定されている。
それぞれALE-47を1基づつしか入らないように見えるので、C-2が10基積んでいるのを考えると少な目か?

  • 後胴下HPX-105AIFFアンテナに13〜16のナンバリング有り

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AIFFアンテナは風防前方と後胴下にそれぞれ4枚組で配置されているが、後ろのそれはNo13〜16とナンバリングされている。
前の4枚が1〜4だろうとして5〜12は何処にあらんや?
順当に考えると4枚で1セットなのだから左右に向いた形で4枚づつ、という予測が成り立つ。
そして同じエプロンに多数展示されているスパホやグロホの風防前にあるAIFFアンテナはフェアリングで覆われている、ならばP-1の左右AIFFアンテナもフェアリングに覆われているのか?
それらしいフェアリングは、ある。
これまで正体の判らなかったノーズ左右にあるややのっぺりしたフェアリングがそれだと当たりを付け、Pに質問してみたらYESとの答え。
左右のそれはまさにHPS-106の左右レーダマウントと隣接する位置で、レーダアンテナとAIFFアンテナがセットで配置されていることが判る。

  • 後部レーダアンテナは機首の横長に対し縦長となるよう90度回して配置

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前述のAIFFに関して答えを得たのでもう一つ別のPに質問してみたところでは、テイルコーン内には機首と同じHPS-106のアンテナが90度回転した状態で入ってるとのこと。
つまり機種の3枚が横長であるのに対し、後ろは縦長ということだ。
ここまでダイナミックに取り付け方を変えてもちゃんと動作するのだそうで、テイルコーンに付属しているRWSやMADもノイズとして処理してしまうそうな。
テイルコーン全体は重整備でもなければ外したりしないそうで、実際継ぎ目や周辺にある筈のファスナーも殆ど目立たない。
変わりにテイルコーンの下側を切欠くようにしてファスナー止めの点検ハッチが設けられていて、こちらはファスナーも露出している。
ちなみにレーダアンテナ絡みの注意書きはどういう訳だか機首の3枚も含めて一切見当たらず、P-3Cでさえ見られるような塗装制限の注意すらP-1では記入されていなかった。

  • その他面倒なのでひとまとめ

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まずソノブイ受信機HRQ-1絡みのアンテナは赤と黄でマーキングされたもの、それ以外はUHF/VHF通信用やそれ以外の色々。
機首上部のGPSアンテナは機軸配置ではなく左舷にオフセット。
エンジンインテイク壁面に使用されている多孔式消音パネルを、エンジンコアカウルにも適用。
MADブームの注意書きは非磁性体部品と非磁性体工具のみを使用、とだけ。
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そして最後に今回の基地祭で判明した各機材のレイアウトとか。
気が向いたらソノブイランチャ周りの透視レイアウトイメージとかも作ってみたいが、せめてロータリーランチャの型番を特定してからにしたいところである。